デジタルが主流のこの令和の時代、ものすごいスピードで文明は進化し、どんどん便利な世の中になっています。
でも、不思議な事に、全てのものの利便性を高めてより便利に、が必ずしも誰にもにとって正解とは限らないと思うんです。
例えば数々の名画だって、PCやスマホで見るのと、実際のサイズで自分の目で見るのとでは全然違います。
世界の絶景だってそうですし、紙か電子書籍か、などなどどれもが「デジタルが正解でアナログは時代遅れでもはや不要」とはならないですよね。
もちろん、デジタルで十分、って考えの人もいますが、そうで無い人も当然いますよね。
さて、こちらは2つ時代くらいまえのアイテム、万年筆インクです。
でも、ただの万年筆インクではありません。
こちらは西洋絵画の巨匠たちの代表作からインスピレーションを受けた絵画コラボのインク「アゾン ボトルインク アーティストインク」。
ゴッホやフェルメール、ゴーギャンといった有名な西洋画家の世界に足を踏み入れてみたいと思ったことはありませんか？
フェルメールのブルー、ゴッホのイエロー、ゴーギャンのレッド、ムンクのブラック、モディリアーニのライトブルー、モネのグリーン、といったように巨匠が好んだ色をインクとして開発しました。
このアゾンボトルインクを使えば、西洋美術をめぐるユニークな旅に出ることができるかもしれません。
前述したようにデジタルデバイスならインクを買う必要はありませんし、すぐに色を用意出来るでしょう。
でも、素晴らしい絵を送り出した巨匠たちは筆を手に取り、キャンバスと向き合い、自分達の想いを絵に乗せてきました。
インクがあればその姿をトレースし、当時の彼らの想いに寄せる事が出来ます。
古いものは不便かもしれないけれど、けっして不要とは限らず、むしろその価値を再認識できるいい機会なのかもしれません。
