ヒエログリフも施された、古代エジプトの「アンク」を元にデザインされた手鏡

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エジプト文明の「アンク☥」をご存知でしょうか?ご存知なくても見たことがある、という方が大半かもしれません。

古代エジプトでは、ヒエログリフや神々の像の持ち物など、生命の象徴である「アンク」が、さまざまな形で使われていました。

太陽と月が毎日繰り返し出ては消え、また出ては消える世界を物事の考えのベースとし、人間も神も死と再生が繰り返されると考えた古代エジプトでは特に再生に必要な「生命力」が重要視されました。

古代エジプトでは生命力は「カァ」と呼ばれ、擬人化されて様々なヒエログリフ壁文字に記されており、命の象徴になっているアンクも頻繁に表現されます。

このアンクをモチーフにした、手鏡が登場しました。

古代エジプトの「アンク」を元にデザインされた手鏡

ヒエログリフも施された、古代エジプトの「アンク」を元にデザインされた手鏡
古代エジプトのアンクをモチーフにした手鏡で、輪の部分が鏡になっています。

表は鏡、裏にはヒエログリフと古代エジプトで定番のモチーフであるスカラベ(フンコロガシ)や太陽が彫刻されていますよ。

糞を球体にして転がすスカラベを古代エジプト人は神秘的に感じ、球体の糞を太陽に見立て、太陽の運行を司る神である太陽神ケプリの化身としてスカラベを祀りました。

そのため、スカラベと太陽はよく同じ場所に刻まれますが、そういった古代エジプト文化をリスペクトしているのがよく分かる手鏡ですね。

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古代エジプトのアンクをモチーフにした手鏡で、輪の部分が鏡になっています。

アンクがキリスト教の十字架の元ネタになった説は本当?

アンクは古代エジプト十字と呼ばれています。

一説にはキリスト教の十字架はアンクを元にしたもの、という説もあるようですが、そもそもキリスト教で十字架が神聖視されているのはキリストが全ての罪を背負った象徴です。

キリストが掛けられた十字架刑はペルシャ人が考案し、最初に使用した事は記録があるようなので、アンクが十字の元になった、という説は今のところ可能性は低そうです。

元の素材はポリ樹脂で金の装飾とヒエログリフが施され、スカラベや太陽の部分は天然石が採用されているそうです。

それゆえ1つ1つ若干模様が異なるそうです。

この手鏡は、古代エジプトの神秘を身近に感じられる、魅力的なアイテムです。

オリエンたるな文化が好きな方へのギフトなどに如何でしょうか。

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