皆さんには日々の暮らしの中で日本の伝統文化に触れる機会は、ありますか?
お寺や神社を訪れたり郷土料理を食べたり…簡単なものなら畳の部屋で暮らす、浮世絵など和アートに触れる事などでしょうか。
日常にさりげなく雅な時間を取り入れることができたら素敵ですよね。
京都の雅と、伝統の技が詰まった特別なセット。御朱印帳と手ぬぐいで、心豊かな日々を
今日ご紹介するのは、そんな日本の和の伝統文化に「ふるさと納税」でお得に触れられるアイテムです。
こちらは中村芳中の描いた可愛い子狗のイラストが入った和綴じ製本の御朱印帳と、古谷紅麟の図案を元にした注染の手ぬぐいのセット。
伝統的な日本の和綴じ製本で一冊ずつ経師の手作業によって作られた芸艸堂の御朱印帳と、千鳥を組み合わせた注染の手ぬぐいという、日本の伝統と美意識が詰まった逸品です。
中村芳中の愛らしい子狗が、御朱印帳に
この「京都市ふるさと納税返礼品」のセットの1つとなっている御朱印帳の表紙には、江戸時代の絵師、中村芳中(なかむら ほうちゅう)が描いた、「光琳画譜」に描かれた子狗のイラストが入っています。
ふっくらとした子犬が、まるで今にも動き出しそうな愛らしいタッチで描かれており、見ているだけで心が和みます。
この御朱印帳を制作しているのは、近代化に伴いオフセット印刷が主流になった今も日本で唯一、木版印刷の書籍を刊行する出版社の芸艸堂によるもの。
芸艸堂は明治24年に創業し、日本の美術書や木版画の出版を続けている由緒ある出版会社です。
なんと、「光琳画譜」の版木も、この芸艸堂が所蔵しているんです。
伝統的な日本の和綴じ製本によって一冊ずつ、芸艸堂が信頼を置く熟練の職人である「経師」の手作業によって作られています。
しっかりとした作りで、耐久性も高く、大切な御朱印を、ずっと美しい状態で保てますよ。
単なる御朱印を集める道具ではなく、あなたの旅の思い出を美しく記録してくれる特別なアルバムとなるのではないでしょうか。
古谷紅麟の千鳥が舞う、注染の手ぬぐい
このふるさと納税返礼品セットには伝統の御朱印帳だけでなく、古谷紅麟の図案を元にした千鳥の手ぬぐいも付いています。
手にした時に、その確かな品質と、職人の心意気を感じられるでしょう。
古谷紅麟の図案
手ぬぐいのデザインは、明治から大正時代にかけて活躍した、天才デザイナー・古谷紅麟(ふるや こうりん)の図案本「古う里ん模様」から、千鳥をモチーフにしています。
千鳥は古くから「勝運祈願」や「目標達成」など縁起の良い柄とされています。
お馴染みのカキ氷屋の旗も「波に千鳥」という古くから親しまれてきた和柄の1つ。
その千鳥が、まるで水面を飛び交うかのような美しいデザインで手ぬぐいに表現。
注染(ちゅうせん)という、伝統的な染色技法で作られています。
注染は、染料を注ぎ込んで染めるため裏表がなく、ぼかしやにじみなど独特な風合いが生まれます。
職人さんの手によって、一つ一つ丁寧に染められているので同じデザインでも、それぞれに微妙な違いがあり、まさに世界に一つしかない、あなただけのアイテムとなってくれます。
普段使いも良いですが、お部屋に飾ってインテリアとして楽しむのも素敵ですね。
まとめ:京の伝統技術が手掛ける、安心の品質
この特別なセットは、京都の老舗出版社「芸艸堂(うんそうどう)」と、が手掛けています。
長年培ってきた高い技術力と、確かな品質は、手に取った瞬間に感じられるはず。
しっかりとした作りで、長く愛用できる丈夫さを兼ね備えており、日本の伝統的な文化を大切にしながらも現代の暮らしに合う美しいデザインを生み出し続けているのが、芸艸堂の魅力です。
日本の伝統と職人の心意気を伝える、この伝統技術が詰まったセットを京都市に納税する事で実質無料で手に入れる事が出来ます。
ただ単に税金を納める、それは義務ですし当然ですが、このように伝統文化に触れる機会を得られるのもふるさと納税の魅力かもしれませんね。