ぬか漬けに使うぬか床の水抜きが不要、という画期的な木製ぬか漬け容器、＜SUGIDOCO＞をご存知でしょうか？
まず前提として、「ぬか床の水抜き」とは、ぬか漬けした野菜から出る水分の事で、ぬか漬けをするなら誰もが通らなければならない道と言われています。
ぬか床の水抜きをしないとどうなる？
定期的に水抜きを行わないとぬか床は酸欠状態になり、塩分も少なくなり、乳酸菌の活動が制限され、酸素を嫌う腐敗菌が活発化し、乳酸菌以外の菌、つまりカビ菌などの雑菌が増殖してしまいます。
水抜きはぬか漬けを行う際の必須課程ですので、ぬか漬けをしている方なら「水抜き不要」と聞くだけで興味を示すか、懐疑的になるかもしれません。
しかし、このSUGIDOCOは初心者でも簡単に使えるぬか漬け容器として水抜きが不要になるよう設計されたものになります。
ぬか床の水抜きが不要な木製ぬか漬け容器・SUGIDOCOとは
SUGIDOCOは杉材で作られたコンパクトな木製ぬか漬け容器です。杉の木は空気を多く含んでおり、調湿性能が高いため湿度の高い環境に適した素材です。
この杉の天然木を100%使用し、野菜から出た水分を適度に吸収してくれるので水抜きが不要になった、という訳です。更に杉には殺菌作用もあるので前述した腐敗の防止にも一役買ってくれます。
加えて小振りであるため、そこまで多くの野菜を一気に漬けられないので出される水分量も多くない、という側面もあってこのような画期的なぬか漬け容器の開発に成功しました。
SUGIDOCOは、従来のぬか漬け容器に良く見られるものよりも小振りで、丸ではなく長方形なので邪魔になりにくく場所も取りやすく、デッドスペースも生まれにくいでしょう。
大量に漬けるには不向きですが、現代社会では家庭用に定期的に少しづつ漬けたい、という方の方が大半でしょうし、時代にあったぬか漬け容器という印象ですね。
見た目もモダンなデザインでぬか漬けを始めたい方へのギフトにも丁度よさそうです。