朝のコーヒー、午後のハーブティー、仕事の合間のほっと一息。
そんな毎日の中で欠かせないのが、自分だけの「お気に入りのマグカップ」ではないでしょうか?
最近はお皿やカトラリーなどと共に、飲み物などのカップも木製のものを好む方が増えてきました。
もともと箸や汁椀などは木製を使っていた日本人にとっては不慣れでも馴染みは有ったのかもしれませんね。
自然のやさしさをそのまま手のひらに。「Chene Doux(シェーヌ・ドゥ)」の木製マグカップ
今回ご紹介するのは、日本の豊かな森で育った木々のぬくもりと、女性の繊細な視点から生まれたやさしいデザインが魅力の木製マグカップ。
木の器シリーズ「Chene Doux(シェーヌ・ドゥ)」から誕生した、心が和むような逸品です。
Chene Douxは、岐阜県の飛騨高山に構える、国産木材に拘った木製製品作りを業とする家具・雑貨メーカーのオークヴィレッジ社が展開するブランドです。
日本の森から生まれた、あたたかみのある素材
このマグカップに使用されているのは、日本に自生するトチノキやカバの木。
その塊(木塊)を贅沢にくり抜いて、職人の手によって丁寧に形作られています。
合板や接着材を使うことなく、ひとつの木材から削り出して作ることで、木本来のしっとりとした質感や自然な木目の美しさをそのまま感じられるのが特徴です。
トチノキは淡い色合いとやさしい風合いが特徴で、和の空間にも洋のインテリアにも自然に馴染みます。
一方、カバの木はやや堅めの木質で耐久性も高く、使うほどに味わいが深まっていくのが魅力です。
それぞれに異なる個性を持つ素材が、使う人の暮らしに静かに寄り添ってくれます。
女性の視点で考え抜かれた、丸くやわらかなフォルム
「Chene Doux(シェーヌ・ドゥ)」の木製マグカップは、ただの道具ではありません。
女性ならではの繊細な感性と「毎日使いたくなるものを」という思いから生まれたデザインは、手に取った瞬間にそのやさしさが伝わってきます。
注目したいのは、手のひらにすっぽりと収まる丸い形。
指にしっくりとなじむ持ち手、口当たりのよい飲み口の厚み、どれをとっても使う人のことをしっかりと考えた設計です。
この「丸み」は単なるデザインではなく、心と体の緊張をふっと緩めてくれるような安心感を与えてくれます。
天然漆で仕上げる、安心と美しさの共存
このマグカップのもう一つのこだわりは、塗装に使用されている「天然漆(うるし)」です。
漆は日本の伝統的な塗料でありながら、抗菌性や防水性にも優れている天然素材。
木の器に漆を重ねることで、美しい艶と耐久性を持たせながら、手や口に触れる部分にも安心して使える仕上がりになっています。
表面はしっとりとした質感で、まるで手肌に吸い付くような心地よさ。
温かい飲み物を入れても熱が直接手に伝わりにくく、口元も冷たくなりにくいため、季節を問わず快適に使えるのが嬉しいポイントです。
一点ものの魅力。木目と漆が織りなす世界に一つの表情
天然木を使用し、手作業で仕上げられるこのマグカップは、ひとつとして同じものがありません。
木目の入り方、色の濃淡、漆のツヤ感…すべてが少しずつ異なる、世界に一つだけのマグカップです。
使い込むほどに木と漆が少しずつ変化し、自分だけの風合いへと育っていくのもまた魅力のひとつ。使うたびに愛着が深まり、日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる存在になります。
贈り物にもぴったりな、心のこもった器
その美しい見た目と、手作業による丁寧なものづくりの背景から、このマグカップは贈り物としても人気があります。
特に、ナチュラル志向の方や、ものを大切に使うライフスタイルを持っている方にとっては、特別な意味を持つ一品になるはずです。
誕生日や記念日、新生活のお祝いなど、ちょっとした節目に贈ることで、日常の中に「心が温まる瞬間」を届けられるのではないでしょうか。
まとめ:毎日の暮らしに、ぬくもりを
「Chene Doux(シェーヌ・ドゥ)」の木製マグカップは、ただ飲み物を入れるための器ではありません。
それは、自然の恵みと職人の技、そして思いやりの心がひとつになった、暮らしにやさしく寄り添うアイテムです。
忙しい毎日の中に、ちょっとした“静かな時間”をくれる。
そんな木の器を手にしてみると、いつもの飲み物も、より美味しく感じられるかもしれません。
自然素材のぬくもりを暮らしに取り入れて、心と体をふわりと癒してみませんか?