ここ最近はランタンといえばLEDが主流ですよね。燃費の良さと高い自由度も相まって各アウトドアメーカーもLEDランタンの開発が活発です。
確かにUSB充電などで手軽且つローコストに光源を得られますし、軽量で扱いも簡単、コンパクトで持ち運びにも便利。
言うまでも無くLEDランタンが便利なのは言うまでもありません。
でも、少し立ち止まって考えてみましょう。キャンプって、基本的には不便を楽しむって方も多いと思うんです。
文明に依存した現代社会から敢えて不便な野営をする事で、文明から離れても生きられるよう、生き抜く力を養える魅力がキャンプにはあります。
LEDランタンの是非はともかくとして、キャンパーとして昔ながらのガスランタンの使い方は知っておいても損はないかなぁと思います。
使い方の手順としてはザックリですが
- カートリッジの取付け
- マントル装着
- マントルをカラ焼き
- ランタン点火
の4工程になります。マントルとは上の写真の網状のもの。合成繊維で編み込まれたもので、電球でいうフィラメントの役割を果たします。
ガスランタンはマントルが必須で、且つ空焼きも必須工程となります。以下はコールマン(Coleman)のガスランタンの使い方動画です。
なぜマントルを空焼き(灰)にする必要があるのかといいますと、そもそもガスランタンはマントルに燃料を溜め、発熱させて光を放つ仕組みとなっています。
電球でいうフィラメントと前述したようにマントルから光が放たれるわけですね。
マントルを光らせるためには、マントルの繊維から余分な綿を焼き切る必要があります。そうする事でマントルは「純粋な発光する物質」になってくれるんです。
マントルを使ったガスランタンの光はとても力強く、そして癒される光になってくれます。
LEDも手軽で良いですが、キャンプと同じようにちょっと不便が楽しいガスランタンで原点回帰するのも悪くないと思いますよ♪