キャンプギアの「コット」って何? Hilander(ハイランダー)の軽量アルミローコットを例に挙げて解説します

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冬キャンプもこなす上級キャンパーにはよく知られた知識かもしれませんが、キャンプギアの中に「コット」と呼ばれるものがあります。

簡易ベンチの様だけど、ベッドにも見える。実際、ベンチのように座ってるしテント内に持っていって寝てるキャンパーもいる・・

「コット」っていったい何だろう? そんな疑問にお答えします。

まず、「コット」はcotという綴り。日本では「折り畳み式簡易ベッド」の事を指します。主に野戦病院や屋外救護所、軍のキャンプ等で使用するものがキャンプギアとしても一般的に流通するようになりました。

用途も同じで、ようは屋外用の簡易ベッドなので座ってもいいし寝てもいいわけです。

ひとことでコットといってもメーカーによってさまざまですが、ここではHilander(ハイランダー)の軽量アルミローコットを例にあげてみますね。

コンパクトにまとめられて、組み立ても簡単、こちらはロータイプなのでフレームも少なく、アルミ製で軽量化にも成功した本格コットです。

高さ的に、マットの上で寝ても同じじゃない?って思う方もいるかもしれませんね。しかしそれは間違いです。コットは主に冬キャンプで大活躍。

基本的に屋外で寝る際、地面との密着は体温の上下に大きく影響します。冬場は地面が冷えており、この冷気が体に伝わってきます。

例えマットをひき、寝袋で寝ていても寝袋の中の空気が冷やされてしまい、体温を下げる事になりかねません。寝てる間に低体温症に・・なんて事もありえるんです。

最近では芸能人Youtuberのヒロシさんの影響もあってハンモック泊も見かけるようになりました。これも地面との接触を避ける事で身体が冷えるのを防ぐ効果があるのですが、吊るす木などが必要と、地味にハードルが高かったり。

そこで手軽に地面との接触を抑えられるギアがコット、というわけです。

コットは通年使えますし、あれば気軽にごろ寝できますし非常に便利です。ただ、真価を発揮するのは秋冬のキャンプ泊なのでデイキャンプがメインのキャンパーさんには必須ギアというわけでもないかなと思います。

コットについて参考になりましたら幸いです♪

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