子供の交通事故死でヘルメットをしていなかった子はヘルメットを着けていた子の2.5倍だそうです。
なぜヘルメット一つでこうも差が出るのか。答えはシンプルで、死亡者の6割は頭の傷が致命傷になっているからです。
https://www.asahi.com/articles/ASM4R6CT8M4RUTIL050.html
ヘルメットが必ず子を守る訳ではありませんが、しない場合よりも高い確率で命を守ります。
もし、「ダサい」という理由で付けないならオシャレなヘルメットを付けてあげましょう。
子供のヘルメットの装着は日本では義務化されているのでしょうか?
答えはYesともNoとも言い難い、「努力義務」です。なんとも日本らしいですが(笑)
道路交通法の第63条の10項目には以下のようにあります。
(児童又は幼児を保護する責任のある者の遵守事項)
第63条の10 児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
法令化されてはいますね。罰則はあるのでしょうか?
特に罰則は設けられていません。ですが、仮に事故が合った時にヘルメットをしていたかないかで過失割合が変わりますし、前述通り死亡率も上がります。
いずれにしても子供へのヘルメットはさせるのが親の務めという事のようです。