とこざいす、という座椅子をご存知でしょうか?
今までの座椅子の常識だと、背もたれがあって当たり前で、付加価値として肘掛があったり、座角調整が出来たり、回転式だったり、というものでした。
「とこざいす」とは
こちらの<とこざいす>はそんな座椅子の常識を逆手に取った新しい座椅子。
ほんの少しの高さに制限された背もたれ。一見すると特にメリットはなさそうですが、実は使ってみると分かる、とこざいすだからこそのメリットがあるんです。
背もたれが低い事で生じるデメリットは「体を預けられない」という事。この点がもし重要でない方なら、とこざいすのメリットの方が大きいはずです。
立ち上がる時に手をかけられる、コンパクトでしまいやすい、移動しやすい、ごろ寝する時に枕になる、などなど・・
とこざいすは想像通り、「床座椅子」で、どちらかと言うと座布団の拡張スタイル。こたつに収まりますし、座椅子に座った事がある方なら経験してると思いますが、リラックスしているうちにずるずると滑って行って半寝そべりみたいな状態になりやすいんです。
そんな時に微妙な高さの背もたれが肘を掛けるのに丁度いい高さに。背もたれはパイプ入りなので立ち上がる時に体重をかけられますし、肘掛にしてもヘタレません。
もちろん、状況次第では、とこざいすはデメリットを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
本品に限らず、家具を買う時は利用シーンをよく考えてから購入すると失敗が少なくなりますね♪