日々の暮らしの中で使うアイテムは日常的に使うからこそ、拘りたいですよね。
例えば身体に使うものなら使い心地、安全性、耐久性、見た目のデザイン、素材、値段などどれもあまり妥協したくないもの。
今日ご紹介するのは、多くの必須条件を満たしてくれそうな、浮世絵デザインのガーゼ手ぬぐいです。
浮世絵の世界が、手元に。二重ガーゼ手ぬぐいで、江戸の風情を感じる

こちらは歌川広重の「東海道五拾三次」、「名所江戸百景」などの有名どころを絵にした浮世絵デザインの二重ガーゼ手ぬぐいです。
江戸情緒あふれ、趣のあるデザインは、まるで小さな美術品を持っているかのよう。
二重ガーゼが柔らかく、ふんわりした風合いで肌触りもとても優しいのが魅力。
端は縫ってあるので生地が解ける心配もなく長くハードに愛用できます。
歌川広重が、あなたの毎日を彩る

「浮世絵」は、日本の江戸時代に発展した版画の一種で、その大胆な構図や鮮やかな色彩は今もなお世界中の人々を魅了してやみません。
この手ぬぐいは、そんな浮世絵の中でも特に人気の高い歌川広重の作品をデザインに採用。

広重が描いた江戸時代の旅の風景や街の賑わいが手ぬぐいの中に美しく表現されています。
まるで、広重と一緒に、江戸の街を旅しているかのような、ロマンチックな気分になれそうですね。

お部屋に飾っておくだけでも、インテリアとして、素敵なアクセントになりますよ。
そもそも手ぬぐいはいつ出来た?その歴史など。

喜多川 歌麿の「汗を拭く女」。手ぬぐいで汗を拭いている。
最近、その有用性が再評価されてきた手ぬぐいですが、そもそも日本で手ぬぐいはいつから使われているのでしょう?
手ぬぐいは綿から出来ていますが、日本で最初に使い始めたのは平安時代で用途は神事の装身具、つまり貴族でもなかなか使えるものでは無いほど貴重なものでした。
そもそも、綿は日本にはなく中国から渡ったもので、それまでは絹を用いていた為、綿の製品は非常に貴重だったんです。
綿花が日本で育成されるようになり、鎌倉時代になってようやく庶民に少しずつ渡る様になりました。

綿花の畑
江戸時代の頃には既に絹と綿の価値は完全に逆転、風呂文化の浸透や奢侈禁止令(贅沢を禁止する法令)により絹織物が禁止されると、綿の需要が一気に高騰。
着物を綿で作り、その端切れを「手ぬぐい」として風呂や汗を拭うのに使い始め、手ぬぐいは庶民に欠かせない生活必需品となりました。
明治時代に入り、文明開化と共に平織りの手ぬぐいの弱点だった吸水性の低さを大きく上回るパイル(縦織り)で出来たタオルが普及し、手ぬぐいの需要は急降下します。
そして令和の今、吸水性の弱点を補ったパイルとガーゼの2重構造や2重ガーゼなどの開発と、「タオルは吸水性があるが乾きにくいため雑菌が繁殖して臭いやすい」という欠点により手ぬぐいの需要は再高騰してきました。
気候変動で洗濯物をすぐに乾かしたかったり、汗を拭う機会が増えた今の時代に、乾きやすく吸水性も高い二重ガーゼやパイルとガーゼの二重構造がスタンダードになりつつあります。
柔らかく、ふんわり。二重ガーゼの優しい肌触り

素材には二重ガーゼを使用。
ガーゼ生地を二枚重ねにすることで空気を含み、柔らかく、ふんわりとした風合いに仕上がっています。
赤ちゃんの肌着にも使われるほど肌に優しい素材なので顔や、手を拭く時にも安心して使えますね。
また、ガーゼは、通気性や吸水性にも優れているので汗を拭く時や、お風呂上がりのタオルとしても大活躍。
手ぬぐいの端はしっかりと縫われているので生地が解ける心配もありません。
長く使えば使うほど風合いが柔らかくなり手に馴染んでいくのを楽しめます。



まとめ:贈り物にも最適!日本文化好きや、大切な方への特別なギフト
この浮世絵デザインの二重ガーゼ手ぬぐいは、自分用としてはもちろん、日本文化が好きな友人や、海外の方へのプレゼントにも喜んでもらえるでしょう。
浮世絵の美しいデザインと二重ガーゼの優しい風合いが融合したこの手ぬぐいは非常にユニークで、もらった方の心をきっと掴むはず。
この手ぬぐいを使うたびに贈ってくれた人の優しい気持ちを思い出してくれる。
そんな心に残る贈り物になること間違いなしです。
   
