伝統技術と革新的技術が融合した漆塗りのタンブラー、URUSHI MOBILE TUMBLERをご紹介します。
2000年に日本で誕生したキッチンウェアブランドの「thermo mug」を越前漆器(福井県鯖江市河和田の伝統工芸)で塗装コーティングした、ありそうで無かったアイテム。
日本の伝統技術である漆塗りは、伝統工芸というのもありますし、木製品と相性は良いですが、木製にしか使えないわけではないのに、木製品が殆どでした。
強い先入観があった印象の漆塗りをステンレス製品であるサーモタイプのマグに取り入れたのがこちらのURUSHI MOBILE TUMBLERです。
「thermo mug × 越前漆器」に鳥獣戯画デザインを取り入れたタンブラー<URUSHI MOBILE TUMBLER>
現代の機能性と伝統工芸「越前漆器」の美しさを融合した、thermo mugの漆塗りタンブラー、URUSHI MOBILE TUMBLER。
スタイリッシュなデザインと優れた保温・保冷性能を兼ね備えており、更に国宝である鳥獣戯画のデザインを取り入れています。
見た目はタンブラーなので西洋感ありますが、ほとんどの技術は日本で生まれており、実は和の要素が強いというギャップが、より強い印象をもたらします。
越前漆器(河和田塗)とは?
越前漆器は福井県で作られる伝統工芸品で、河和田地区で主に生産されている事から河和田塗とも呼ばれています。
漆塗りそのものは縄文時代初期(9000年前)の出土品が北海道で見つかっており、漆が塗られていた形跡が確認されていて、福井県でも縄文時代前期(5000年前)の出土品にも漆塗りが施されていたのが確認されています。
また、河和田地区での公的な漆塗りの記録としては古墳時代に仁賢天皇に漆塗りの食器の献上と商売として成り立っていた旨の記録が残っている事から、河和田塗の歴史は1800年ほどにもなると考えられています。
漆塗りは酸化する事で硬化する性質があるため、当然酸化に強く、加えてアルカリ性やアルコール、塩分にも強いというのもあって、現在でも漆を超えるコーティング剤はまだ開発されていないとも言われています。
河和田塗、或いは越前漆器は日本国内の漆塗りのシェア8割を占めており、経済産業大臣指定伝統的工芸品にも指定されています。
thermo mugと伝統技術・越前漆器の融合
一方、thermo mugは2000年に日本で誕生した二重構造食器を主とするキッチンウェアメーカーです。
非常に若い企業ながらも、18-8ステンレスを取り入れ、温かさと冷たさをそのままに「飲みごろ」を長時間にわたってキープできる技術を開発、すでに世界で認められるにまで至っています。
URUSHI MOBILE TUMBLERはそんな1800年の長い歴史を誇る漆塗り技術と20年ほどしかたっていない革新技術に加え、日本独自の「漫画」文化の発祥とされる国宝・鳥獣戯画をデザインに取り入れた、まさに「ザ・日本」と言うべき要素が詰まりに詰まったアイテムなんです。
カラーは漆塗り独自の深い赤と黒を用意されていて、洗練された大人の雰囲気を演出します。
尚、電子レンジ・食器洗浄機・食器乾燥機は不可となっていますのでご注意ください。
夏でも冬でも、もちろん春でも秋でも、通年使える「和要素」たっぷりのタンブラー、1つあるだけでも重宝する事間違いなし。
thermo mug × 越前漆器のコラボレーションタンブラーは、伝統と革新が融合した特別な逸品です。
機能性と美しさを兼ね備え、毎日の暮らしに彩りを添えてくれるでしょう。
自分へのご褒美や大切な方へのプレゼントにもおすすめです。