古代エジプトで重要なアイテムの「カノプス壺」をモチーフにした、鉄製のように加工された小物入れをご紹介。
まるで古代エジプトからタイムスリップしたかのような緻密なデザインと機能性を兼ね備えた小物入れとなっています。
オブジェとして機能しつつ収納にもなる、実用性のあるアイテムです。
鉄製のように精巧に再現されたカノプス壺デザインの小物入れ
古代エジプトにおいて非常に重要な意味を持つカノプス壺の独特な形状と美しい装飾を忠実に再現した小物入れです。
鉄製素材に見える質感と繊細な模様をデザイン・トスカノ社のコールドキャストレジン製法で実現、神秘的な雰囲気を醸し出します。
高さは20㎝ほどと、一般的な500mlのペットボトルの高さと同等程度となっており、存在感も十分です。
カノプス壺とは
カノプス壺はミイラ作りの際に、心臓以外の重要な臓器を保存するために用意された壺で、外装に合わせて特定の臓器を入れる容器となっていました。
内蔵が残っていると身体全体が腐ってしまうので、身体はミイラに、臓器は壺に入れ、別々に保管したのですが、心臓には魂が宿ると信じられており、また、冥界における死者の審判で必要になるためミイラを作る際に身体に残されました。
古代エジプトでは生命は死と再生を繰り返すと考えられていた為、蘇る際の準備が重要だったのです。
カノプス壺は通常4つ用意され、各壺にはホルスの息子たちをモチーフにしたデザインが施され、それぞれに守護する臓器が定められていました。
- イムセティ:人間の姿をしており、肝臓を守る。
- ハピ:ヒヒの姿をしており、肺を守る。
- ドゥアムトエフ:山犬の姿をしており、胃を守る神。
- ケベフセヌエフ:隼の姿をしており、腸を守る神。
この小物入れは人の姿なので肝臓を守るイムセティを模した小物入れ、という事になりますね。
蓋は密閉タイプでは無いみたいですが、しっかりと閉まるみたいなので、大事な小物等を保管するのに便利そうです。
ボディにもしっかり壁画のようなものが刻まれており、見た目も鉄の様に加工されていて高級感があり、オブジェとして強い印象を見る方に与えてくれそう。
古代エジプトに興味がある方や、個性的な小物入れを探している方へのプレゼントにもおすすめです。
歴史を感じさせるデザインは、きっと喜んでもらえるでしょう。