テキスタイルデザイナーの巨匠ウィリアム・モリスの代表作「いちご泥棒」が、エコな竹ファイバートレーのデザインに起用。
その愛らしいデザインがエコでサステナブルな竹ファイバー製のトレーになって、私たちの暮らしに溶け込んでくれますよ。
モリスの見た自然美溢れる世界が、あなたの食卓を彩ります。
竹ファイバーで作られた「いちご泥棒」デザインのトレー
「いちご泥棒」は、モリスが『イチゴを育てる農民が鳥にイチゴを啄まれてしまうという小さな悩み』という世界観を形にしたパターン柄です。
その繊細で美しい絵柄は140年ほど経ち、著作権が切れた今もなお世界中で好まれ、デザインに起用される超ロングセラー作品。
まるで絵画を見ているかのような、豊かな時間を演出してくれます。
そんな「いちご泥棒」パターンをデザインに起用したサステナブルなトレーがこちらになります。
「いちご泥棒」はどのように誕生したのか
100年以上もずっと高評価の超ロングセラーデザインはどのように生まれたのでしょうか?
切欠になったのはモリスの生まれた国、イングランドの南部にあるコッツウォルズ地方の村「ケルムスコット」にあるマナーハウス「ケルムスコット・マナー」です。
ウィリアム・モリスが愛した「地上の楽園」Kelmscott Manor(ケルムスコット・マナー)image by Wikipedia
ハリーポッターのロケ地やピーターラビット誕生の地としても知られるコッツウォルズはそのままの自然が残された、まるでおとぎ話の中のような田園風景が今も広がる人気の観光地。
そしてマナーハウスとは「マナー」の語源になったものですが、当時の意味合いはカントリーハウスと同義、つまり領主の荘園、いわゆる別宅の事です。
モリス一家の憩いの場で「地上の楽園」とし、モリスが提唱した「アーツ・アンド・クラフツ運動」の原点でもある「ケルムスコット・マナー」で、いちご畑のいちごが取りについばまれて困っている様子を見ていたのです。
また、「いちご泥棒」はモリスが娘のジェニーに苦労話を聴かせるほど製造に苦労したインディゴ抜染技法を使った初めての作品。
モリスの様々な想いが込められた作品が「いちご泥棒」に他ならない、まさにモリスのパターンデザインの象徴でもあるのです。
このトレーはそんな「いちご泥棒」でデザインされた竹ファイバー製のトレー。
いちごを啄む可愛らしい泥棒のツグミが中央に大きくプリントされたアレンジデザインとなっています。
アフタヌーンティーやコーヒータイムに、このトレーを使うだけで、ティータイムがもっと楽しく、いつものひとときが特別な時間に変わります。
来客時のお菓子や飲み物をこのトレーに乗せて出す等、おもてなしにもぴったりで、あなたのセンスの良さが際立ちます。
使わない時は、壁に飾ったり、お花を飾ったりと、インテリアとしても楽しめます。
素材は、竹の加工時に余って破棄予定だった竹で作られたファイバー素材です。
竹は成長が早く、二酸化炭素を吸収する能力も高い、まさに自然の恵み。
環境に優しい素材であり、且つ廃棄予定だった竹で作ったこのファイバー素材は、プラスチックのように環境を汚染する心配がなく、安心して使うことができます。
軽くて丈夫な、サステナブルなプラスチック代替素材として注目さえている新素材で、落としても割れないなど持ち運びにも便利ですよ。
竹の温もりと、モリスのデザインが融合し、*自然の温もりを感じる心地よい空間を作り出してくれます。
このトレーは、日常使いにぴったりなサイズ感とデザインが魅力です。
朝食のトーストを乗せたり、デスクで小物を整理したり、用途は様々。
ギフトにも最適なので、自分用はもちろん、大切な人へのプレゼントにも喜ばれます。
モリスが好きな方、自然なデザインが好きな方、環境問題に気軽に取り組みたい方などはぜひチェックしてみてください。