京の伝統と可愛らしさが融合!?
神坂雪佳の代表作「狗児」の子犬が絵から飛び出し、清水焼箸置きで食卓に彩りを与えてくれる。
京都の伝統工芸である清水焼に、琳派の巨匠・神坂雪佳の「狗児」絵を立体化させた可愛らしい箸置きをご紹介します。
神坂雪佳の「狗児」絵を立体化させた清水焼の箸置き
「狗児」は、神坂雪佳が描いた代表作の1つで、とっても可愛らしい子犬の絵です。
丸みを帯びたフォルムとつぶらな瞳が愛らしい作品として、多くの人に親しまれています。
この箸置きは、清水焼の熟練の職人が、そんな神坂雪佳の「狗児」絵を忠実に再現して作られています。
陶磁器ならではの温かみのある質感と、つるつるな陶器なのにふんわり感ある風合いは、まさに神坂雪佳の世界をそのまま表現しています。
神坂雪佳は明治から昭和にかけて絵画や工芸の世界で活躍した、「明治の世で琳派を継承した」とされる近現代の日本画家です。
武士であった父・神坂吉重の長男として、幕末の京都に生まれ、16歳で四条派の日本画家に師事したのちに装飾芸術への関心を高めて図案家の岸光景に師事して工芸意匠図案を習いました。
岸が琳派に傾倒していた影響で神坂も日本古来の装飾芸術の素晴らしさを再認識し、「琳派」の研究に励み、明治の世で琳派を継承した代表者となったのでした。
神坂雪佳の描いた愛らしい「狗児」は箸置きとして清水焼にて現代に蘇り、食卓を明るく華やかにしてくれます。
家族や友人との食事はもちろん、ワンコがお好きな一人暮らしの方の食卓などにもおすすめです。
また、伝統的な技術である清水焼で作られた箸置きは、カトラリー置きとしても機能しますので海外の方への日本のお土産やプレゼントにも最適です。
伝統工芸と可愛らしさを兼ね備えた箸置きは、きっと喜んでもらえるでしょう。