誰もが知るフランス印象派の巨匠クロード・モネ。
日本の美しさに魅了され、何度も睡蓮の池を描いたモネの代表作である「睡蓮」は、今も世界中の人々を魅了し続けています。
そんな「睡蓮」を所蔵する岡山県の「大原美術館」と、文房具を扱う「うさぎや」のオリジナルとして販売された、睡蓮をイメージしたインク色セットをご紹介します。
「大原美術館」と「うさぎや」オリジナルの、睡蓮イメージのインク3色セット
このインク色セットは、大原美術館が所蔵する「睡蓮」の色彩を忠実に再現した3色のインクで構成されています。
セットはそれぞれ「睡蓮ノ翠」、「睡蓮ノ藍」、「睡蓮ノ黄」と名付けられ、グリーン、ブルー、イエローカラーのボトルインクが睡蓮のパッケージデザインとともにセットになったもの。
絵画モチーフのインクという特別感をヒントに、インク瓶やコンバーターに入れたときのインクそのものの色が美しく映えるような工夫が施されています。
「大原美術館」と「睡蓮」
大原美術館は岡山県倉敷にある美術館ですが、実1930年開館と歴史が古く、日本で最初に西洋美術、近代美術を展示する美術館なのです。
第二次世界大戦後という背景を考えると、ニューヨーク近代美術館の開館が1929年なのでかなり早い事が分かります。
大原美術館は、倉敷の実業家大原孫三郎が開館しましたが、これらのコレクションは孫三郎がパトロンとなって支援していた画家の児島虎次郎が全て任されて海外で買い付けたもの。
モネの睡蓮はモネ本人から買い付けたもので、他にもマティスやエル・グレコ、ロートレック、ゴーギャン、ロダンなどの作品のほか、エジプト美術やペルシャ陶器なども買い付けてきました。
特にエル・グレコの「受胎告知」は日本で存在しているのが奇跡と言われています。
これほどのコレクションは今なら大きな話題を呼び毎日満員御礼にもなりそうですが、開館当日はなんと来客0人と当時の方から価値を理解されなかったそうです。
日本に初めて西洋美術を取り入れた大原美術館、倉敷に行くことがあればぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみに、「うさぎや」も倉敷に構える企業だったりします🐰
3色のインクは、絵や文字に使える様、薄すぎず濃すぎない、丁度良く淡い色彩に仕上げられており、手紙やイラストを書くのに最適となっています。
鮮やかな色彩で、いつもとは一味違う表現を楽しむことができると思います。
モネファンの方にはもちろん、文房具好きの方にもおすすめのアイテム。
自分用はもちろん、プレゼントにも喜ばれることでしょう。