清水焼で楽焼を得意とする窯元の吉村楽入による、葛飾北斎「凱風快晴」でデザインされた抹茶茶碗/楽茶碗

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吉村楽入が創り出す、特別な楽茶碗・葛飾北斎の代表作「凱風快晴」モデルが登場しました。

葛飾北斎の代表作「凱風快晴」、あの雄大な富士と波が、静かに佇む茶碗に生まれ変わりました。

清水焼の楽焼を専門とする窯元、吉村楽入が手がけた、この特別な抹茶茶碗は、あなたの茶道をより一層豊かなものにしてくれるかもしれません。

窯元の吉村楽入による、葛飾北斎「凱風快晴」でデザインされた抹茶茶碗/楽茶碗

茶道を嗜む方にとっては知らない人はまずいないであろう窯元・吉村楽入の北斎モデルです。

北斎の原作を忠実に再現しているだけでなく、「写」としてデザインされています。

爽やかなスカイブルーをベースに沢山の雲と赤く染まった雄大な富士のシンプルながらも「凱風快晴」の特徴を捉えて描かれています。

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窯元・吉村楽入と楽焼

国宝指定されている本阿弥光悦作の楽焼茶碗・楽焼白片身変茶碗「不二山」 image by Wikipedia


窯元・吉村楽入は3代続く窯元で、清水焼の中では珍しい楽焼を得意とする窯元です。

楽焼とは轆轤(ろくろ)を使わず手捏ねとヘラで作る手法で、千利休の嗜好に合わせて「樂吉左衛門」が利休の指示に従って作った焼き方なので「楽焼」あるいは「樂焼」と呼ばれます。

千利休を祖とする表千家、裏千家、武者小路千家は総称して三千家と呼ばれ、これらに出入りする事を許された茶道に関わる職人を千家十職と呼び、楽焼職人もその1つに含まれます。

利休は狭い茶室を「洞窟」、楽焼の茶器を「泥」にたとえ、もっとも人の手や技巧のない状態こそ茶道の真という考えを持っていました。

ろくろを使わず成形するため、形の整っていない、ゴツゴツとして歪みのある器になりますが、それこそが千利休のイメージする茶器だったのです。


江戸時代の浮世絵と、利休の思想を今も守る楽焼。

同じ時代で愛された二つの要素が、令和の今、見事に融合されています。

伝統的な技法で作られた茶碗に、今なお色褪せない日本の象徴たる赤富士のデザインが加わり、新しい魅力を生み出しています。

楽焼は、一つ一つ手作りのため、全く同じものは二つとありません。

あなただけの、特別な茶碗となるでしょう。

この楽茶碗を使うことで千利休の考えた茶道がより身近に、そして深く感じられるはずです。

北斎の描く雄大な自然を眺めながら、一服の抹茶を味わう。

それは、まさに至福の時間と言えるでしょう。

あなただけの特別な一碗として、いかがでしょうか。

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