ウィリアムモリスマニアの心をわしづかみにするオシャレなパターン「ハニーサックル」が咲き乱れるスポードのティーポットをご紹介。
モリス柄デザインの中でも、根強い人気を誇る「ハニーサックル」パターン。
その繊細で美しい花々が、イギリスの名窯「スポード」社のティーポットに咲き誇りました。
このティーポットは、ただのお茶を飲むための道具ではありません。
あなたの日常に、華やかさと優雅さを添えてくれる、特別な存在にもなってくれます。
モリス柄「ハニーサックル」でデザインした名窯スポード社製ティーポット
ハニーサックル、と言われてもピンとこないかもしれませんが、和名の「スイカズラ」ならご存知の方は多いでしょう。
スイカズラは「吸い葛」と書きますが、古くから日本で花をむしり細い方から蜜を吸っていたためこの名になりました。
砂糖の無かった日本で貴重な甘味にもなっていた、という歴史があるように日本人にも馴染み深い花でもあります。
そんなハニーサックルの繊細な花々と葉っぱが、ティーポット全体に散りばめられています。
まるで、英国の庭園で咲き乱れる花々の中にいるような、そんな気分にさせてくれます。
イギリスの名窯・スポード社とは
イギリスの名窯といえば、世界中でも高い評価を得ているスポード社が筆頭でしょう。
1770年に陶芸家のジョサイア・スポードによって創業されたスポード社は焼き物の町・ストーク=オン=トレントに陶器工場を開設しました。
18世紀末には当時開発が進むも完成できずにいた施工法のボーンチャイナを完成させたのがスポード社です。
その数年後には英国王室御用達の称号を得ます。
200年以上、長い歴史の中で培われた技術と、現代の感性を融合させた、美しい陶磁器を生み出し続けているがスポード社です。
そんなスポード社が、紅茶がライフワークのイギリス人のために作ったのが、この「ザ・英国」とも言えるモリス柄ティーポッド。
起用されたモリスの「ハニーサックル」パターンは、正確には1883年にモリスの末娘であるメイ・モリスによって壁紙としてデザインされました。
力強くも可憐なスイカズラの花と葉が優しいイメージで描かれています。
このティーポットで淹れた紅茶は、きっと格別な味わい。
美しいティーポットを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごす。
そんな優雅なティータイムは、日々の疲れを癒してくれるでしょう。