ウィリアム・モリスのデザインといえば「いちご泥棒」や「ウィロウボウ」などが有名ですが、当然ながらモリスが生み出したデザインパターンは非常に多くあります。
中でもプロのデザイナーに人気なのが「Pink＆Rose（ピンク・アンド・ローズ）」。
モリスがデザインしたこのパターンは1890年に木版印刷を手掛けていたジェフリー商会によって壁紙として制作されました。
優美なバラとカーネーションが咲き乱れる様子をパターン化した「Pink＆Rose」を、ベルギー製のゴブラン織で表現したラグは、まさに芸術品そのもの。
モリス柄「Pink＆Rose」でデザインしたゴブラン織のカーペット
モリスはご存知のように、自然の美しさそのものを表現することに長けたデザイナーでした。
「ピンクアンドローズ」は、そんな彼の理念が存分に詰まった作品です。
絡み合うバラとカーネーションの曲線は、まるで生命力あふれる庭園のよう。
このラグを敷くだけで、お部屋がたちまち華やかで優雅な空間に変身します。
17世紀初頭のフランスで生まれたゴブラン織は、その緻密な織り込みと深みのある色彩が特徴です。
まるで絵画のような繊細な表現は、他のどの織物とも異なる、独特の美しさを生み出しています。
ふかふかとした柔らかな肌触りも魅力の一つ。
足元から伝わる上質な素材感は、日々の暮らしを豊かにしてくれます。
morisのPink & Rose image by William Morris Gallery
そんなゴブラン織で作られたモリスの「Pink＆Rose」柄は、その華やかさの中に上品さがあり、どんなインテリアにも合わせやすいカーペットです。
クラシックな家具とも、モダンな家具とも美しく調和し、お部屋に奥行きと温もりを与えてくれそうです。
ゴブラン織は、耐久性に優れているため、長く愛用できるのも魅力。
丁寧な手入れをすることで、より一層美しい状態を保つことができます。
モリスの「ピンクアンドローズ」をデザインしたベルギー製のゴブラン織ラグは、芸術品としての価値も高く、実用性も兼ね備えた逸品です。
このラグを敷くことで、あなたの暮らしがより豊かになることでしょう。
