世界中の誰しもが、一目見れば瞬時に何か理解できる。
そんな強く記憶に刻まれる印象とインパクトを与えられるのは世界広しと言えど、そうそうありません。
そういった条件でもムンクの「叫び」は、どの名画や遺産、人物よりも人々に強い記憶を刻んだ名画と言えるでしょう。
そんなムンクの「叫び」をモチーフにしたユニークな一輪挿しをご紹介します。
ムンクの「叫び」をモチーフにデザインした陶器製一輪挿し
ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクの代表作である「叫び」。
その独特な表情と鮮やかな色彩は、見る者に強い印象を与えます。
そんな「叫び」をモチーフにしたユニークな陶器製の一輪挿しが登場しました。
この一輪挿しは、「叫び」の主人公の表情を、優しい色合いと恐怖の表情を敢えて見せないカジュアルな形で表現しています。
ムンクを思わせる造形と、最大の特徴である口を大きく開ける姿は、見ているだけで思わずクスッと笑ってしまうような可愛らしさです。
ムンクの「叫び」の様々な誤解
ムンクの「叫び」 image by Wikipedia
ムンクの「叫び」については知名度が先行しているのもあって、非常に多くの誤解が生まれています。
例えば正式な作品名は「ムンクの叫び」ではなく、ムンクの描いた「叫び」という作品名です。
また、絵の人物はムンク自身ですが、叫んでいるわけではないのです。
ムンクは母や姉を亡くすなど、死に近かった自身の境遇も相まって、「愛」と「死」とそれらがもたらす「不安」と戦ってきました。
ムンクは「叫び」に関わる内容を日記で以下のように書き残しています。
私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。
つまり、「叫び」はムンクが叫んでいるのではなく、叫びを聞いたムンクが怖がって耳を塞いでいるんですね。
よく見ると「叫び」の左端には先に歩き進んだ友人2人と思われる人物のシルエットが描かれています。
そんなムンクの「叫び」をモチーフにした陶器製の一輪差しですが、こちらはそんな恐怖を取り払ってカジュアルにデザイン。
素材には、陶器が使われています。
陶器の温かみと質感は、一輪挿しに自然な風合いを与え、お部屋のインテリアに馴染みやすくしてくれそうです。
花を飾るだけでなく、オブジェとして飾っても楽しめるのもこの一輪挿しの魅力。
ユニークなデザインは、きっと空間のアクセントとなるでしょう。
ユーモラスなデザインと陶器ならではの温かみを持つこの一輪挿しは、プレゼントにも喜ばれるアイテムです。
アート好きな方や、個性的なインテリアがお好きな方へのプレゼントにおすすめですよ。
食卓や玄関、リビングなど、様々な場所で楽しめるのもこの一輪挿しの魅力です。
一輪挿しに花を飾れば、空間が華やかになり、気分も明るくなるのではないでしょうか♪
ムンクの「叫び」をモチーフにしたユニークな陶器製の一輪挿しは、あなたの毎日に彩りを添えてくれるアイテム。
ユーモラスなデザインと陶器の温かみを楽しんでください。
