ミュシャの「桜草」「夢想」「ビザンティン風の頭部・ブルネット」でデザインした老舗アマリエ謹製のアート缶入りチョコ

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一口のチョコレートがもたらす、心とろけるような甘い時間。

それは日常の中のささやかな、しかし確かな幸福の瞬間です。

もし、そのチョコレートが、宝石箱のように美しい芸術品に収められていたとしたら、その幸福はどれほど深く、豊かなものになるでしょうか。

老舗アマリエ社のミュシャ缶が再び。レトロ可愛いアート缶入りチョコレート

ミュシャの「桜草」「夢想」「ビザンティン風の頭部・ブルネット」でデザインした老舗アマリエ謹製のアート缶入りチョコ
味わう前から目で楽しみ、歴史の物語に思いを馳せ、そして一粒を口に運ぶ。

今回は、そんな五感のすべてで味わう至福の体験を可能にする、世紀を超えたアートと美食の結晶ともいうべき、特別なチョコレートをご紹介します。

スペイン最古のチョコレートメーカーと言われる老舗アマリエ社のミュシャ缶チョコレートです。

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世紀を超えて愛される、チョコレートとアートの甘い関係。

世紀を超えて愛される、チョコレートとアートの甘い関係
この物語の始まりは、1797年のスペイン、活気あふれるカタルーニャの中心地バルセロナに遡ります。

この年に創業した老舗ショコラトリー「アマリエ」は、スペインで最も古いチョコレートメーカーとして、200年以上にわたり今もなお人々に愛され続けています。

伝統の製法を守りながらも、常に時代の最先端を取り入れる革新的な精神こそが、アマリエの真髄。

その精神が最も華やかに開花したのが、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを席巻した芸術様式「アール・ヌーヴォー」の時代でした。

ミュシャにとって、アマリエはパトロンというより雇用主?

ミュシャにとって、アマリエはパトロンというより雇用主
当時の当主であった創業者の孫のアントニー・アマトリエール氏は、芸術への深い造詣を持ち、自社製品の広告やパッケージに、時代を代表する芸術家たちの作品を積極的に起用しました。

その中でも、ひときわ強い結びつきを持ったのが、アール・ヌーヴォーの旗手としてパリで絶大な人気を誇っていたアルフォンス・ミュシャでした。

アマリエとミュシャの関係は、よくパトロンだという情報を見かけますが、正式な情報は見当たりませんでした。

パトロンと言うと後援者、支援者という意味なので、仕事のみの関係、ようは依頼者、雇用者の関係では無いかともいます。

アマリエは、ミュシャの描く優美で幻想的な女性像に、自社のチョコレートがもたらす夢のような味わいを重ね合わせ、そのアートを広く世に知らしめる役割の一端を担ったのです。

Our history
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その蜜月関係の象徴ともいえるのが、アマリエが創業100周年を迎えた際に、記念ポスターのデザインをミュシャに依頼しました。

芸術と産業が互いを高め合い、美しい文化を創造したベル・エポックの時代。

この一箱は、そんな輝かしい時代の空気そのものを、現代に伝えてくれるタイムカプセルのような存在なのです。

手のひらの美術館。ミュシャが描く永遠の女性像。

ミュシャデザイン老舗アマリエのアート缶入りチョコ
このアート缶を彩るのは、ミュシャの膨大な作品群の中でも特に人気の高い3人の女性像です。

まず、無垢な表情でこちらを見つめる「桜草」。

その名の通り、桜草の花冠をつけた少女の姿は、春の訪れを告げる妖精のような可憐さに満ちています。

淡い色彩と柔らかな線描が、見る者の心を優しく解きほぐします。

次に、物憂げな表情で夢の世界を彷徨うかのような「夢想」。

円形の装飾の中に描かれた横顔は、何を想い、何を見つめているのでしょうか。

観る者の想像力をかき立てる、幻想的で詩的な魅力に溢れた一枚です。
観る者の想像力をかき立てる、幻想的で詩的な魅力に溢れた一枚です。
そして、豪華な装飾品を身に着けた「ビザンティン風の頭部・ブルネット」。

異国情緒漂うモザイク模様を背景に、強い意志を感じさせる瞳を持つ女性が描かれており、先の二作とは異なる、荘厳で気品ある美しさを放っています。

これら三者三様の作品に共通しているのは、流れるような美しい髪、草花などの自然モチーフとの調和、そして女性の内面から滲み出るような生命感です。

これぞまさに「ミュシャ様式」と呼ばれる、彼独特の芸術世界。

この小さな缶を手にすることは、さながら手のひらの上で開かれる小さなミュシャ展を鑑賞するかのようです。

その日の気分に合わせて眺める作品を選んだり、三つ並べてその世界観に浸ったりと、楽しみ方は無限に広がります。

伝統が薫る、カカオが織りなす至福の味わい。

伝統が薫る、カカオが織りなす至福の味わい
息をのむほどに美しいアート缶の蓋を、静かに開ける瞬間。

そこには、200年以上の長きにわたり受け継がれてきた、アマリエの誇りが詰まっています。

缶の中に美しく収められたチョコレートは、見た目の華やかさだけでなく、その味わいにおいても私たちを裏切ることはありません。

スペイン最古のショコラトリーとして、アマリエは創業以来、カカオ豆の選定から製造工程に至るまで、決して妥協を許さない姿勢を貫いてきました。

伝統的な製法でじっくりと練り上げられたチョコレートは、驚くほど滑らかな口溶けと、カカオ本来の持つ芳醇な香りを存分に楽しませてくれます。

一枚をそっと指先でつまみ、口に運ぶ。

ゆっくりと舌の上で溶けていくにつれて広がる、奥深いカカオの風味と上品な甘み。

それは、慌ただしい日常を忘れさせ、心を穏やかにしてくれる魔法のよう。

ミュシャのアートを目で楽しみながら、歴史に育まれた本物の味を舌で堪能する。

これほど贅沢なティータイムがあるでしょうか。

視覚と味覚が一体となって奏でる極上のハーモニーは、あなたを19世紀末の優雅なバルセロナのサロンへと誘ってくれるかもしれません。

物語は続く。思い出を仕舞う小さな宝箱として。


この特別な一箱の物語は、最後のチョコレートを味わい終えた後も、決して終わりを迎えることはありません。

むしろ、そこからが新たな物語の始まりです。

美しく、そして丈夫に作られたこのアート缶は、あなたの大切なものを仕舞うための小さな宝箱として、これからも長く暮らしに寄り添い続けます。

例えば、お気に入りのアクセサリーやピアスを入れるジュエリーケースとして。

あるいは、旅先で集めた切手や、大切な人からの手紙を保管するメモリーボックスとして。

デスクの上に置けば、散らかりがちなクリップや付箋を美しく収納してくれる気の利いた存在にもなります。

日常のふとした瞬間にこの缶が目に入るたび、ミュシャの描く優美な世界と、チョコレートの甘い記憶が鮮やかに蘇ることでしょう。

それは、単なる「小物入れ」という言葉では表現できない、思い出と愛着が詰まったパーソナルなアイテムへと変化していくのです。

まとめ

物を消費するだけでなく、一つのものを大切に使い続け、新たな価値を見出していく。

そんな豊かなライフスタイルを、このアート缶は静かに教えてくれます。

自分へのご褒美にはもちろん、美術や歴史を愛する大切な方への贈り物としても、きっと心に残る特別な一品となるはずです。