チェコ出身のグラフィックデザイナー、アルフォンス・ミュシャは数々の名作を残しました。
線の魔術師と呼ばれるミュシャは繊細で美しい女性美を沢山描き、商業デザイナーとして大きな成功をおさめ、その作品は現代でも色褪せず多くの方を魅了しています。
それは日本でも例外ではない、というか日本では特に人気があるかもしれませんね。
ミュシャのデザインは日本でも多くの製品に取り入れられたり参考にされています。
そんなミュシャの作品の1つ「4つの時の流れ」が描かれた絵画マグカップをご紹介します。
ミュシャ「4つの時の流れ」が描かれた絵画マグカップ
ミュシャの名作、「4つの時の流れ」が描かれた絵画マグカップです。
美しいアール・ヌーヴォーのデザインが特徴的なスミュシャの独特なスタイルと優雅な曲線がマグカップ全体に広がっています。
絵画は、時の流れを象徴するような女性の姿が描かれており、その優雅さと神秘性が魅力です。
プレゼント用リボンのついた丸型BOXの化粧箱ですらデザイン的で非常に美しく、まさに特別なギフトに相応しい一品となっています。
ミュシャがこだわる「4」の数
ミュシャは「4」という数にこだわっています。
「四季」、「四芸術」、「四つの花」、「四つの宝石」、「四つの星」などはいずれも4つで1つの作品群となっています。
また、「ソディアック」は12作品、「スラヴ叙事詩」も20作品と4の倍数で構成されています。
今日ご紹介したマグカップに採用されている「4つの時の流れ」も、朝、昼、夕方、夜の1日の4つの時間帯を女性で表現したもの。
多くは商業用にデザインされたもので4枚セットで販売される事が多かったようです。
ミュシャが4の数字を好んだことは明らかですが、公式に発言を残したわけではありません。
4は西洋では古代から幾何学的な意味合いを持ち、4大元素の考え方が支持され、「地上世界」、「権威」、「王国」などの象徴に使われる等、調和やバランスを表す数字としても知られています。
ミュシャが4に拘ったのは偶然かもしれませんが、その偶然はこのような背景から必然的なものだったのかもしれませんね。
描かれている女性は、優雅さと力強さを兼ね備えた姿で描かれており、彼女の存在は時間の流れに対する私たちの感覚を喚起します。
その美しいデザインと芸術的な価値は、誰もが魅了されることでしょう。
コーヒーや紅茶を飲む際に使用することができ、美しい絵画を楽しみながらリラックスすることができます。
また、用意された化粧箱も非常に豪勢なものとなっているのでアート好きな方へのギフトにも最適と言えるでしょう。
