ブルーイタリアン、というデザインパターンをご存知でしょうか?
19世紀初期にデザインされたパターンで、古代ローマの伝統的な風景をモチーフにしたものが多く、白い陶磁器に鮮やかな青のみで描かれます。
なんとなく日本の食器のデザインと似ているな、と思った方、それは気のせいではありません。
当時、ブームになったブルーイタリアンは日本の古伊万里から影響を受けたジャポニズムの一種なんです。
伊万里焼きに影響を受けたブルーイタリアンデザインのティー・コージー
こちらは、そんなブルーイタリアンでデザインされたティー・コージーです。
日本で「ティーポットカバー」として知られる、ティーポットが冷めない様にするこの布製のポットカバーは、本来ティー・コージーと呼ばれているものになります。
そんなティー・コージーに、日本の伊万里焼きに影響を受けたブルーイタリアンでデザインしたもの。
歴史あるブランド、ピンパーネル(Pimpernel)社製の確かな一品となっています。
ピンパーネル(Pimpernel)社とは
ピンパーネル(Pimpernel社)は、80年の歴史を誇るイギリスのテーブルウェアブランドです。
イギリスをはじめ世界中の家庭で長年愛され続けており、トレーやコースター、エプロンなどのキッチンアイテムを製造、デザインしています。
現在は英国ポートメリオン社と提携、ポートメリオングループの各ブランドパターンを製品化しています。
本品、ブルーイタリアンのデザインの他、日本でも人気のウィリアムモリス柄のデザインによる様々なテーブルウェアをデザインしていますよ。
このティー・コージーは、伝統的な伊万里焼きの美しさとイタリアンデザインのエレガントさを組み合わせた独自のスタイルを持っています。
ブルーイタリアンデザインの特徴である青い地に白い模様が施されており、帽子のような形ですっぽりとティーポットを包み込むような形状が特徴的。
ティーポットを保護するだけでなく、テーブルに華やかさを添えるアクセントとしても活躍します。
イギリスは紅茶の国として知られており、ティータイムは彼らの伝統的な習慣です。
一方、日本は伊万里焼きとして知られる美しい陶磁器の伝統を持っています。
このティー・コージーは、イギリスのティータイムの文化と日本の伊万里焼きの美しさを組み合わせたものです。
80年以上の歴史を持つピンパーネル社の製品であり、その品質と信頼性は確かです。
伊万里焼きの影響を受けたデザインは、日本の美学とイタリアのエレガンスを組み合わせており、ティータイムをより特別なものにしてくれるでしょう。