芸術の秋が訪れるこの頃、身に着けるものにもアートにこだってみるのも日常に潤いが出るかもしれません。
さりげなくワンポイントに取り入れるのも良いですし、主張し過ぎないようサブアイテムに少し派手目に、というのも良いですが、たまには気分を変えて大胆に主張してみるのも素敵そうですよね。
そこでおすすめしたいのが、ご存知の方も多いかもしれませんが英国ブランドQuit Runningから発売された「種をまく人」デザインのアートネクタイです。
ゴッホの「種をまく人」をデザインに起用したQuit Running製アートネクタイ
このネクタイは、ゴッホの代表作である「種をまく人」を大胆にデザインに取り入れたアートネクタイ。
アートネクタイでお馴染みのQuit Runningによるものです。
夕焼けを背景に、力強く種をまく農夫の姿が描かれた絵画は、見る者の心を揺さぶります。
そんな「種をまく人」がダイナミックにネクタイに起用されています。
「種をまく人」について
知っている方も多いかもしれませんが、改めておさらいしてみましょう。
「種をまく人」はミレーの代表作をゴッホが模写した、いわゆる模作です。
模作と言っても、見ての通りほぼ別物で、真似たのは題材と農民の構図のみ。
ミレーは「種をまく人」や「落ち穂拾い」など、当時は農家を牧歌的風景の中で理想化された姿として描かれる事が一般的でした。
種をまく人というのは聖書においては神聖な行為で、神の言葉の受け止め方を示すメタファーでもあり、種まく人は神、種は神の言葉、土地を人間の心としてとらえています。
ところが、ミレーはリアルな農家の苦労をそのまま絵にしました。
この社会的リアリズムの挑戦はサロンでは評価される一方で、保守層からは大きく批判されるなど賛否大きく分かれる絵となったのです。
結果的に、勝手な理想を農民たちに押し付けるのではなく、逞しく力強い農民の本当の姿を捉えた作品として高く評価される事になります。
ゴッホも美しい風景をそのまま絵にするタイプでミレーの事も尊敬しており、種をまく人を選んで模写しました。
このネクタイには、そんなゴッホの情熱を表現するような鮮やかな色彩が使用されています。
特に、夕焼けの赤とオレンジ色は、見る者にエネルギーを与えてくれるような力強さを感じさせてくれます。
素材には、上質なポリエステル100%が使用。
とろみ感のある滑らかな肌触りは、着け心地抜群です。
また、シワになりにくく、自宅で洗濯できるなどお手入れも簡単です。
鮮やかな色彩ながら、どこか落ち着いた印象を与える「種をまく人」ネクタイは、利用シーンを選ぶ高レベルなファッションアイテムです。
いつものスーツをワンランクアップしたい時や、個性的なファッションを楽しみたい時に、ミレーやゴッホのように大きな変化を起こしたい時やチャレンジしたい時などに。
ゴッホファンはもちろん、芸術に興味がある方、個性的なネクタイを探している方におすすめのアイテムです。
アートなネクタイは他にも様々な種類があるので好みのデザインをお探しになるのもいいかもしれません。
このネクタイを身に着けて、ゴッホの情熱を感じてみてはいかがでしょうか。