表に「ろくろ首」を、裏に「百鬼夜行」の絵柄でリバーシブルデザインにした撫松庵の一重太鼓袋帯

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和装を愛する皆さんは着物や帯を選ぶ際に、どんな基準で選んでいますか?

例えば、込められた物語や、着るたびに心が躍るような、自分にとって特別な帯があったら素敵ですよね。

今日ご紹介するのは、そんな願いを叶えてくれる、ユニークで見る人を魅了する、とっておきの袋帯。

幽玄と華麗が織りなす!撫松庵の「ろくろ首×百鬼夜行」リバーシブル京袋帯で、和装をもっと自由に

表に「ろくろ首」を、裏に「百鬼夜行」の絵柄でリバーシブルデザインにした撫松庵の一重太鼓袋帯

人気の和装ブランド「撫松庵(ぶしょうあん)」から、古代日本の妖怪をモチーフにしたリバーシブルデザインの一重太鼓袋帯をご紹介します。

表には、障子の和紙の質感を表現した深みのある美しいグレーカラーに、その向こうに影で映る「ろくろ首」がミステリアスにデザインされています。

そして裏には、妖怪と骸骨の対立が見応えのある構図で描かれた「百鬼夜行」の絵柄が。

京袋仕立てなので、胴部分の幅はお好みに合わせて調節可能という親切設計。

素材はしなやかな上質感を保ちつつ、お手入れしやすいポリエステル100%で、汚れや虫食い・変色なども心配無用と現代社会に合わせた設計となっています。

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表と裏で表情一変!「ろくろ首」と「百鬼夜行」の二つの顔

表と裏で表情一変!「ろくろ首」と「百鬼夜行」の二つの顔

この撫松庵の袋帯の魅力は、表と裏で全く異なる二つの世界観が楽しめるリバーシブルデザインにあります。

表側は、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出す障子の和紙の質感を表現した深みのある美しいグレーカラー。

その障子の向こうに、怪しくもどこか儚げに影で映る、キセルを持った「ろくろ首」がデザインされているんです。

障子の向こうに、怪しくもどこか儚げに影で映る、キセルを持った「ろくろ首」がデザイン

日本の妖怪の中でも特に有名なろくろ首は、その首が長く伸びる姿が印象深い妖怪です。

この帯では、その神秘的な姿が闇夜に浮かぶシルエットのように、幽玄に描かれています。

直接的な表現ではなく影絵のようなデザインが見る人の想像力を掻き立て、ミステリアスな魅力を放ちます。

落ち着いた色合いの中に、ひそかに潜む妖怪の存在が、粋な遊び心を演出してくれます。

帯を裏返すと日本の妖怪文化を代表する絵巻物「百鬼夜行」が大胆な構図で描かれている

そして、帯を裏返すと日本の妖怪文化を代表する絵巻物「百鬼夜行」が大胆な構図で描かれているんです。

様々な妖怪たちが、あるいは威嚇し合い、あるいは争い合う、その「妖怪と骸骨の対立」が見応えのある構図で表現されており、まるで一枚の絵画を見ているかのよう。

蠢く妖怪たちの躍動感と、細部まで描き込まれた緻密さ、適度に開けられたストーリー性を感じさせる余白に目を奪われるはず。

この大胆な絵柄は、まさに着物姿の「主役」となりえる存在感。

表の落ち着いた表情から一転、裏側の圧倒的な迫力は見る人を驚かせ、同時に日本の伝統文化の奥深さを感じさせてくれます。

着用姿も美しく!お好み調節可能な京袋仕立て

着用姿も美しく!お好み調節可能な京袋仕立て

こちらの撫松庵の袋帯はデザイン性だけでなく、着用時の美しさや快適さにもこだわって作られています。

特に注目すべきは京袋仕立てであるという点。

京袋帯は、名古屋帯のように一重で締めることができる袋帯の一種で胴部分が最初から二つ折りになっていないのが特徴です。

京袋帯は、名古屋帯のように一重で締めることができる袋帯の一種で胴部分が最初から二つ折りになっていないのが特徴

胴部分の幅を着る人の体型やお好みに合わせて自由に調節できるという大きなメリットがあり、例えば小柄な方は細めに、ふくよかな方は広めに、と体型に合わせて微調整できるので、着姿がより美しく、バランス良く見えます。

また、締める位置によっても印象を変えられるので、様々な着こなしが楽しめますよ。

胴部分が二重になっていないため締め心地も比較的軽く、長時間着用していても苦になりにくいという利点もあります。

ろくろ首と百鬼夜行のリバーシブル撫松庵の一重太鼓袋帯

特に夏場や着慣れない方にとっては、この軽さは大きな魅力となるでしょう。

見た目のデザインだけでなく実際に着用した時の着心地や着姿の美しさまで計算されているのは、さすが撫松庵ならではのこだわり。

この京袋仕立てにより、どんな体型の方でも、自分らしく、そして美しく着こなすことができるんです。

上質感とお手入れ楽々!ポリエステル100%の利便性

上質感とお手入れ楽々!ポリエステル100%の利便性

「こんなに凝ったデザインの帯だと、お手入れが大変そう…」と心配に思う方もいるかもしれません。

でも、この撫松庵の袋帯は素材にもこだわりがあり、お手入れのしやすさも抜群なんです。

素材は、しなやかな上質感を保ちつつ、お手入れしやすいポリエステル100%。

一昔前のポリエステルとは異なり、現代の進化したポリエステル素材は、まるで正絹のような光沢としなやかさを持っています。

そのため見た目には非常に高級感があり上品な着姿を演出してくれますよ。

正絹の帯に引けを取らない、その美しいドレープ性や結び目のしなやかさは一度手に取ると驚くはず。

何よりも嬉しいのがポリエステルならではのお手入れのしやすさです。

汚れや虫食い・変色なども心配無用な素材なので、保管にも気を遣う必要がほとんどありません。

梅雨の時期や湿気の多い季節でも安心して保管できます。

お気に入りの帯を長く大切に使い続けたい方にとって、このポリエステル素材はまさに理想的。

上質感を保ちながら日常使いできる利便性を兼ね備えた、現代社会に合わせてデザインされた画期的な帯と言えるでしょう。

個性を引き出す!一重太鼓で魅せる着こなし

個性を引き出す!一重太鼓で魅せる着こなし

この撫松庵のリバーシブル帯は一重太鼓袋帯なので普段使いからちょっとしたお出かけまで幅広いシーンで活躍してくれます。

一重太鼓は名古屋帯と同様に、お太鼓部分が一枚仕立てになる結び方。

カジュアルな着物(小紋や紬、木綿など)から、ちょっとしたお洒落着まで、幅広く合わせやすいのが特徴です。

この帯であれば、表の「ろくろ首」柄を表に出して、クールでミステリアスな雰囲気を演出したり、裏の「百鬼夜行」柄を表に出して、大胆でインパクトのある着こなしを楽しんだり、と、その日の気分や着ていく場所に合わせて、自在に雰囲気を変えられます。

まとめ:日本文化を一般とは異なるベクトルで楽しんで

日本の伝統文化や妖怪に興味がある方にとっては、この帯はまさに「着るアート」として、会話のきっかけにもなるでしょう。

パーティーやイベントで着用すれば、そのユニークなデザインが注目を集め、あなたの個性を最大限に引き出してくれます。

まさに、着物を通じて自己表現を楽しむための、最高のアイテムと言えそうです。

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