歌川広重が描いた名所江戸百景の 「大はしあたけの夕立」でデザインされた和の気品あふれる名古屋帯

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歌川広重の名作集・名所江戸百景の「大はしあたけの夕立」でデザインした名古屋帯をご紹介。

江戸の風景を切り取った歌川広重の名作「大はしあたけの夕立」。

その躍動感あふれる情景が、美しい着物に生まれ変わりました。

今回は、そんな「大はしあたけの夕立」をデザインした、気品あふれる名古屋帯をご紹介します。

「大はしあたけの夕立」でデザインされた和の気品あふれる名古屋帯

ゴッホも模写に選んだ歌川広重の名作「大はしあたけの夕立」でデザインしたユニークで和アートな着物の帯です。

名古屋帯らしいカジュアルな和の装いが出来そうですね。

風合いと締め心地に優れる絹にレーヨンを混紡する事で、美しい発色と鮮明な染めを実現。

横糸にラメ糸が織り込まれているのでキラキラと繊細で美しい輝きを見せてくれますよ。

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「大はしあたけの夕立」について

歌川広重が残した名作「名所江戸百景」の中でも特に人気があった「深川洲崎十万坪」「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」と並んでよく売れた作品で1856年に作成されました。

この「大はし」は現在も隅田川を跨ぎ、日本橋の浜町から深川六間堀の方にかかっていた新大橋の事です。

江戸時代の当時は江戸幕府御座船の安宅丸(あたけまる)が繋留されていたため地元住民からは通称「あたけ」と呼ばれていました。

左がオリジナル、右がゴッホの模写 image by Wikipedia

「大はしあたけの夕立」はジャポニズムに心を奪われたゴッホの模写として選ばれた事でも知られています。

江戸の風情が色濃く残る「大はしあたけの夕立」は、見ているだけで心が躍ります。


その世界観を、着物で表現することで、より身近に感じることができますね。

古典的な浮世絵を、現代の着物に落とし込むことで、伝統とモダンが融合した、新しいスタイル。

結婚式やパーティーなど、特別な日に着ていく着物としておすすめです。

華やかでありながら、落ち着きのある雰囲気を演出します。

上質な素材を使用し、丁寧な仕事で仕上げられているため、長く愛用できます。

名古屋帯はカジュアルに着こなせるので、着物に興味はあるけれど、なかなか手が出せないという方にもおすすめです。


また、「大はしあたけの夕立」に加えて胴前の柄には、同じく名所江戸百景の「深川萬年橋」をデザインに採用。

吊るされた亀と遠方に見える富士山が印象的です。

当時、江戸の萬年橋では放生会の備えのために亀が吊るされて売られているのが夏の風物詩でした。

放生会(ほうじょうえ)とは、捕獲された動物などを野に放つ、インド発祥の殺生を戒める宗教儀式で、日本にもつたわっていました。

放生会という言葉は知らずとも、令和の今でも例えば子供が虫などを捕まえた際に「可哀想だから放してあげよ?」と諭す親子が見られますよね。

これも古くからある放生会の習慣が生活に根付いた結果だと思われます。

「大はしあたけの夕立」の名古屋帯は、伝統とモダンが融合した和アートな帯です。

着物を通して、日本の美に触れてみてはいかがでしょうか?

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