伊藤若冲の名作「動植綵絵」をモチーフに伊藤若冲生誕三百年を記念して作られた山岡善昇の抹茶椀<桜図>

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皆さんは、お茶の時間を楽しむ機会がありますか?

日常的に、ただお茶を飲むのも良いですが、心を落ち着かせ、季節の移ろいを感じる大切なひとときを楽しむのもまた粋ですよね。

そんな特別な時間を、さらに豊かにしてくれる、とびきり美しい抹茶碗があったのでご紹介。

まさに日本の美意識と伝統の技が凝縮された一碗です。

若冲の美意識が宿る一碗!京焼清水焼「桜図」抹茶碗で春を味わう至福のひととき

伊藤若冲の名作「動植綵絵」をモチーフに伊藤若冲生誕三百年を記念して作られた山岡善昇の抹茶椀<桜図>

江戸時代の絵師、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の生誕三百年を記念して、彼の最高傑作の一つ「動植綵絵(どうしょくさいえ)」

この動植綵絵をモチーフに作られた抹茶碗が登場しました。

手掛けているのは、京焼清水焼の茶道具絵師である山岡善昇(やまおかぜんしょう)氏というから、そのクオリティはもう間違いなしですよね。

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伊藤若冲・生誕三百年 山岡善昇作・12ヶ月抹茶碗が1椀

伊藤若冲・生誕三百年 山岡善昇作・12ヶ月抹茶碗が1椀

この抹茶碗は、伊藤若冲の生誕三百年を記念して京焼清水焼の茶道具絵師の山岡善昇氏が作成した12ヶ月抹茶碗の1つです。

12ヶ月抹茶碗は1月から12月まで四季の彩り溢れる各月に見合った抹茶碗を描いた12作の1椀。

今日はその4月にあたる<桜図>をご紹介しています。

満開の桜が描かれたこの一碗で、日本の美しい春を五感で味わう、まさに日本らしい粋な計らいではないでしょうか。

動植綵絵に桜の絵はない?

桃花小禽図

桃花小禽図

この抹茶碗は若冲の最高傑作と名高く、国宝にも指定されている「動植綵絵」をモチーフに、「若冲写 桜花図」として描かれました。

しかし動植綵絵には桜の図案はなく花が描かれているのは梅や牡丹、薔薇、紫陽花、向日葵、蓮、菊、桃などしかないのです。

最も近しいのは桃の花ですのでこちらをモチーフにタッチを真似たのかもしれません。

若冲が描く花鳥画は、その細密な描写と、生き生きとした生命力が特徴。

京焼清水焼の茶道具絵師である山岡善昇氏の卓越した絵付けの技によって若冲独特の筆致や色彩の妙が忠実に再現されています。

手描きならではの温かみと一つ一つ異なる表情が、この抹茶碗に命を吹き込んでいるかのようです。

「桜」は日本人の心に深く響くモチーフ。

満開の桜が描かれた器で抹茶を点てる時間は、まさに至福のひととき。

茶碗を手に取るたびに若冲が感じたであろう自然の美しさや生命の輝きを私たちも感じられることでしょう。

まさに、アートを「点てる」喜びを、手のひらで感じられる、そんな特別な体験です。

日本の伝統工芸と芸術が融合した、唯一無二の存在感

日本の伝統工芸と芸術が融合した、唯一無二の存在感

京焼清水焼は京都で育まれた千年の歴史を持つ日本の伝統工芸品です。

その歴史の中で培われてきた土の選び方、釉薬の配合、そして絵付けの技術は、まさに日本の宝といえるでしょう。

この抹茶碗もまた、その伝統技術の粋を集めて作られています。

若冲の芸術性と、京焼清水焼の伝統工芸が融合したこの抹茶碗は単なる茶道具ではありません。

それは、わたしたちの日常に溶け込む「芸術品」として、その存在感を放ちます。

茶碗を手に取るたびに日本の豊かな文化や職人の魂を感じることができるでしょう。

寸法は約 直径12cm、高さ8cmと、抹茶碗として最も使いやすいとされる、手に馴染むサイズ感。

男性の手にも女性の手にもしっくりと収まり、お茶を点てる動作もスムーズに行えるでしょう。

見た目の美しさだけでなく使いやすさも兼ね備えているのが嬉しいポイントです。

木箱に収められた、特別な一碗を長く愛でるために

「動植綵絵」モチーフ伊藤若冲生誕三百年記念抹茶椀<桜図>

この抹茶碗は専用の木箱付で届けられます。

木箱に収められた抹茶碗は、それだけで特別な存在感を放ちます。

大切に保管できるのはもちろん贈答品としても最適。

贈られた方も、その美しさと若冲の世界観に感動してくれること間違いなしです。

取り扱いについて

ただし、この抹茶碗は、その繊細な絵付けと素材の特性上、いくつか注意していただきたい点がございます。

まず、電子レンジは不可です。

温め直しの際は、別の容器をご利用ください。

また、食器洗浄機も不可です。

手洗いでお手入れしていただく必要があります。

使用後は柔らかいスポンジで優しく洗い、しっかりと水気を拭き取って、十分に乾燥させてから木箱に保管してください。

利便性を追い求める現代社会の中で、今まで以上に感じるこのような「手間」も器を愛でる喜びの一部となるでしょう。

四季を味わう喜び!コレクションの始まりに

伊藤若冲・生誕三百年 山岡善昇作・12ヶ月

伊藤若冲・生誕三百年 山岡善昇作・12ヶ月

この抹茶碗は、山岡善昇氏による「四季の彩り溢れる十二ヶ月の抹茶碗」シリーズの一作です。

つまり、この「桜図」を皮切りに、一年を通して、様々な若冲の「動植綵絵」の世界を、抹茶碗として楽しむことができるんです。

4月の桜から始まり、5月の菖蒲、6月の紫陽花…と、毎月一つずつ集めていくのも楽しいコレクションになりますよね。

季節の移ろいを抹茶碗で感じるなんて、なんて贅沢な楽しみ方でしょう。

それぞれの月の花鳥画が、どんな風に表現されているのか、想像するだけでもワクワクします。

まとめ

自分へのご褒美にはもちろん、茶道を楽しんでいる方や、若冲ファンの方、そして日本の伝統文化に興味がある方へのプレゼントにも、きっと喜ばれること間違いなしです。

この抹茶碗が、あなたの日常に、雅やかな彩りと、深い安らぎをもたらしてくれるでしょう。

ぜひ、この若冲「桃花小禽図」モチーフの京焼清水焼「桜図」抹茶碗で、日本の美しい春を、心ゆくまで味わってみませんか?

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